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マクラーレン「失望という言葉では言い表せない」/F1スペインGP日曜

2015年05月11日 07:30  AUTOSPORT web

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マクラーレン・ホンダ
2015年F1スペインGPの日曜決勝で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソはリタイア、ジェンソン・バトンは16位だった。

レーシングディレクター エリック・ブーリエ
「マクラーレンは輝かしき歴史の中でスペインGPを8度制している。そのチームの全員にとって、今日のレースが失望という言葉では言い表せないほどのものであることは申し上げる必要はないだろう」

「フェルナンドはそれなりに好調に走っていたが、リヤブレーキのトラブルによってピットボックスでオーバーシュートし、そのままレースを終えることになった。我々全員、特にフェルナンドにとっては苛立ちを感じるような出来事だったが、けが人が出なかったことの方が重要だ」

「ジェンソンにとっても苛立たしいレースになった。スタート直後に順位を落とし、リヤのトラクション不足に不満を抱いていた。最終的に彼は16位で完走を果たした」

「スペインに臨むにあたり、我々は慎重でありながらそれなりにしっかりした野心を持っていた。予選では2台ともQ2に進め、決勝では今年初めてのポイントを獲得するという目標を持っていたのだ。前者に関しては達成できたが、後者はだめだった」

「がっかりはしているが、くじけてはいない。確かに進歩をもっと早く成し遂げられれば、もっと楽観的になれただろう。しかし基本的なペースは毎戦向上している。それは重要なことだ」

「2週間後にモナコGPに挑む。この曲がりくねった伝統のコースで、今日のバルセロナよりもはっきりと向上を見せられることを期待している。マクラーレンはモナコで15回の勝利を挙げている。これは他のどのチームよりも多い。今年16勝目を獲得できるとは思っていないが、5月24日にはワールドチャンピオンシップポイントを獲得することを目指すと、今ここで恐れることなく宣言する」