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バトン「これほど怖いクルマに乗ったのは初めて」マクラーレン・ホンダ日曜コメント

2015年05月11日 07:30  AUTOSPORT web

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ジェンソン・バトン(マクラーレン・ホンダMP4-30)
2015年F1スペインGPの日曜決勝で、マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンは16位だった。

ジェンソン・バトン 決勝=16位
「今日のマシンは走っていて本当に怖かった。スロットルに触れた瞬間、マシンが不安定になった。動きが予想できなかった。低速コーナーではただただ遅かった。すぐにホイールスピンしてしまうんだ。高速パートは本当に怖かった。パワーをかけるとリヤエンドがすぐに不安定になるからだ」

「問題の原因が何なのかを調べるため、レースの間ずっとエンジニアたちに話しかけていた。解決しようとしてハンドリングバランスをかなり変更した。終盤に少しよくなったけれど、それにしても本当にきついレースだった」

「データを徹底的にチェックして、問題を調べるつもりだ」

「最初の約30周は僕の人生の中で最も恐ろしい思いをした30周だった。リヤが全く安定しないんだ。どんな速度でもスロットルに触れると必ずリヤが滑ってしまう。正常じゃなかった。まるでリヤがフロントとつながっていないような感じだった」

「レース前半は本当に恐ろしかった。スイッチをいじったり、新品タイヤを履いたりしたことで少し改善したけどね」

「今日のレースを終えた段階では、今年ポイントが取れるとは全く思えない。こういう状況が今日だけに限ったことであればいいのだけれど。何かおかしかった」

「今週末はそれなりに順調で、マシンの状態にも満足していたのに、まるで決勝になってスイッチが切り替えられたみたいだった」