2015年F1スペインGPの金曜プラクティスで、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは3位/2位だった。
セバスチャン・ベッテル フリー走行1=3位/2=2位
「ミディアムタイヤの方が速いのは明らかだけど、今日は路面が滑りやすかった。グリップがかなり低かったんだ。でも長年そういう状態を経験してきたし、特に異常なことではない。冬が終わり、夏に差し掛かってくると、タイムが出づらい路面状態になる。たくさんのマシンが走ることで状況が改善するし、今日は皆が多くの周回を重ねたと思う。日曜にはよくなるはずだけど、全般的なコンディションは変わらないだろう。日曜には気温が少し下がると言われているから、そうなれば少し助かるだろうね」
「もっとマシンを向上させることができると思うが、メルセデスとの間には相変わらずギャップがある。今日はベストの1周を走れなかった。こういうコンディションでは誰もが苦労しているはずだ」
「僕らに関しては、1ラップのタイムにおいて2種類のタイヤの差はかなり大きい。それに比べるとロングランでは差が小さいけれど、かなりスライドするような状態なのでタイヤのパフォーマンスをうまく引き出すことができない。今日は誰もがスライドしていて、新しいパーツの評価を正確に行える状況ではなかった。でも悪い感触がなかったことが重要だ。予想どおりの動きを見せていたから組み込むことができるんじゃないかな」
「(ハミルトンとのベストタイムの)差は約コンマ4秒だったけれど、今日全体を見るともう少し差は大きい。ロングランに関してはまだチェックしていないが、相変わらずギャップがあると思う。僕らにとっては悪いニュースだ」