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二階堂ふみと長谷川博己が戦時下で惹かれ合う、映画『この国の空』予告編

2015年05月08日 23:10  CINRA.NET

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『この国の空』ポスタービジュアル ©2015「この国の空」製作委員会
荒井晴彦監督の映画『この国の空』の公開日が8月8日に決定。あわせて予告編とポスタービジュアルが公開された。

予告編では、主人公・里子を演じる二階堂ふみが防災頭巾を被って空を見上げる姿や、里子の隣人・市毛役の長谷川博己が二階堂を後ろから抱きしめるシーン、二階堂の口に指を入れる場面などが映し出されている。さらに、茨木のり子が19歳で終戦を迎えた時の体験をもとに書いたという詩『わたしが一番きれいだったとき』を二階堂が朗読する音声も確認することができる。またポスタービジュアルには、汗をかいた二階堂の首元に顔を寄せる長谷川の姿が写しだされている。

『この国の空』は高井有一の同名小説が原作。終戦間近の東京を舞台に、杉並の住宅地に母と叔母と共に暮らす19歳の里子が、妻子を疎開させ、徴兵を免れて一人暮らしをしている市毛の身の回りの世話をしていく中で、自身の「女」を目覚めさせていく様を描く。二階堂、長谷川に加え、富田靖子、利重剛、上田耕一、石橋蓮司、奥田瑛士、工藤夕貴がキャストに名を連ねている。