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ガス・ヴァン・サント新作は富士の樹海が舞台、M・マコノヒーと渡辺謙が共演

2015年05月08日 19:20  CINRA.NET

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『The Sea of Trees(原題)』 PHOTO:Jake Giles Netter
ガス・ヴァン・サント監督の新作映画『The Sea of Trees(原題)』が、2016年に日本公開されることがわかった。

『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』『エレファント』『ミルク』などで知られる同監督。新作となる『The Sea of Trees(原題)』は、「富士の樹海」とも呼ばれる青木ヶ原樹海を舞台にした作品で、人生に失望し、自らの命を絶つために富士の樹海にやってきたアメリカ人男性のアーサーが、自殺をやめて妻子のもとに戻ろうとしている日本人男性タクミと出会ったことをきっかけに、人生を見つめ直すようになるというあらすじだ。

怪我をしているタクミに助けを求められるアーサー役には『ダラス・バイヤーズ・クラブ』『インターステラー』のマシュー・マコノヒー。アーサーとお互いのことを打ち明けながら、樹海からの脱出を目指すタクミ役を渡辺謙が演じるほか、ナオミ・ワッツもキャストに名を連ねている。なお同作は、今年の『カンヌ国際映画祭』コンペティション部門で正式上映されることも決定している。