2015年05月08日 18:31 おたくま経済新聞
今年もこの季節がやってまいりました『第54回 静岡ホビーショー』静岡ツインメッセで行われる世界最大級の模型展示会。
一般公開日である5月16日(土)・17日(日)の2日間は、全国から模型を愛する人たちが集まって自作模型を展示する「モデラーズクラブ合同作品展」も行われ、更に会場を盛り上げます。
年々増えている模型愛好家の増加から、今年は海外クラブも合わせて計235クラブが参加するそうです。展示される模型の数はなんと8000作品以上!!これが入場無料で見られるなんてスゴイじゃないですか~~~!
そして私も所属させていただいております『宮崎メカ模型クラブ』(宮崎メカ模型クラブについては、『となりのジブリ』第5回の記事参照)も、参加しますよ~。
話が模型の話ばっかりで「グッズの紹介は?」と、思うかもしれませんが、そこはご安心を(笑)
今回は、みにちゅあーとで有名な『さんけい』よりジブリ美術館限定で販売されております、ペーパークラフト製のジブリ美術館のご紹介。
実は数年前から発売されているキットなのですが、お値段が少々お高いのとシリーズ中では最高難度を誇るというところから、ナカナカ手が出しにくいイメージがついてまわるのが難点^^;
でも実際のところ、細かいところにまで配慮が行き届いた工夫やアイデアが盛り込まれていることから、常に作り手側の「作り易さ」を意識したモノ作りをしているキットの製作者側の情熱が伝わってきます。
サイズは1/300で、ちょっと小振りな感じもします。個人的には倍の大きさである1/150で、キットの販売をして欲しかったのが正直なところですが、商業ベースで考えると、その大きさや大きくなったことによるディティールの作りこみの増加から更なる値段のアップは避けられないので、実際の建物の大きさや飾るスペースを考えると妥当なラインかと思います。(キット単品では2万円ちょっと、大きさは約300ミリ×220ミリ)
建物のカラーも紙で色分けされているので、素組みでも飾るには充分なクオリティ。説明書も明解で、組立に数十時間は要しますがお時間がある時にコツコツ組み立てるのも楽しいかと。
自分で作ることによって、今まで見ることのできなかった角度からジブリ美術館が見えるというのも楽しみの一つ。
今年、「あなただけ」のジブリ美術館を作ってみては?
▼キット完成品画像
http://www.ghibli-museum.jp/news/009678.html
ということで筆者も、今年は「わたしだけ」のジブリ美術館を1/150フルスクラッチで製作中(笑)ホビーショーでの展示もさせていただきます!進捗率はまだ全体の20%ほどの稚作ではありますが、実物をお見せできる機会はあまりないので、お時間がありましたら5月16日・17日は「宮崎メカ模型クラブ」まで足を運んでいただけると嬉しいです。
「静岡ホビーショーで、僕と握手っ!」←ネタが古いっ^^;
それではまた次回をお楽しみに~。
(文:非売品ジブリグッズ収集家 くろすけ/@kurosuke4313)