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マクラーレン・ホンダのバトン「スペインの大規模アップデートによって中団で戦える」

2015年05月08日 10:00  AUTOSPORT web

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2015年F1第5戦スペインGP木曜 マクラーレン・ホンダMP4-30
マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンとフェルナンド・アロンソは、今週末のスペインGPでチームはさらに前進するはずだと述べた。しかしポイントを獲得できるかどうかは他のチームの進歩の度合いやアクシデントやミスがあるかどうかにかかってくると考えている。

 前戦バーレーンでアロンソは今季初入賞に迫る11位でフィニッシュした。チームはスペインに向けてマシンにもエンジンにも大きなアップデートを施し、さらなる前進を目指している。

「ラップタイムが1秒速くなるということはない。いくら僕らが他から大きく遅れていたとしても、今のF1ではそれは不可能だ」とバトン。
「でも大きく進歩するだろう。パワーユニットにアップグレードが施され、マシンの空力面がアップグレードされ、他にもいくつか変更された。大きな変化だ」
「これまでと同じ割合で進歩を果たすのが難しいところまで来ているが、中団は接戦だし手が届く。今週末もまた戦うのが楽しみだよ」

 一方でバトンは、ライバルたちにトラブルやミスが起きなければ、マクラーレンが今季初入賞を成し遂げのは難しいと予想している。

「(スペインで入賞できるかどうかは)ライバルたちの状況によるね。他のマシンすべてが順調に週末を過ごしたら、(僕らが)ポイントを獲得するのはかなり難しくなるだろう」とバトンは言う。

「僕らがいい週末を過ごし、他のチームにそれができなければ、入賞するチャンスは十分ある」
「とはいえ、1ポイント獲得したとしても、飛び上がって喜んだりはしない。それを目的にしているわけじゃないからね」


 アロンソは、他チームのアップデートがどれぐらいの効果を見せるのかに注目していくと述べた。

「バーレーンでは大きく前進し、Q3のカットオフまでのギャップを縮め、入賞に近づくことができた。そういった目標を達成するには今回もまた一歩小さな前進を果たす必要がある」

「もちろんそれが真の目標ではない。表彰台に立ち、優勝したい。でも一歩ずつ前に進むことを目指しているし、ここバルセロナでもまた一歩前に踏み出せることを願っている」

「ただ他のチームがこのレースにどういうアップデートを持ち込むのかを注視していく必要がある」