1994年のサンマリノGPでタンブレロに散った“音速の貴公子”アイルトン・セナの事故死に迫る特別番組が、5月13日(水)にNHK BSで放送される。
94年5月1日に行われたサンマリノGP決勝。ベネトンのミハエル・シューマッハーを従えトップを走っていたセナのウイリアムズFW16は7周目の超高速コーナー、タンブレロでコントロールを失い、そのまま時速200キロ近い速さでコース脇のコンクリートウォールに激突。命を落とした。
この年のイモラでは、セナと同じブラジル出身で当時F1デビュー2年目だったルーベンス・バリチェロが初日に大クラッシュ、予選の2日目にはシムテックのローランド・ラッツェンバーガーがクラッシュして死亡するなど悲劇が相次ぎ、セナ自身も非常に不安定な心理状態に陥っていたと言われている。
あの日のセナに何が起きていたのか?
BSプレミアム「アナザーストーリーズ 運命の分岐点」では、バリチェロや死の直前まで一緒だったという女性広報官、セナとある誓いを交わした元サッカーブラジル代表のゴールキーパー、さらにセナを追い続けた日本人ジャーナリストなど、あの事故を間近で見た人々、セナと関わった人々に焦点を当て、あの日のセナにまつわるアナザーストーリーに迫る。
放送は、5月13日(水)の午後9時から。19日(火)には再放送(午後11時45分~)も予定されている。
■番組
「アイルトン・セナ事故死 不屈のレーサー 最期の真実」
□放送時間
BSプレミアム 5月13日(水)午後9時~10時
□再放送
BSプレミアム 5月19日(火)午後11時45分~翌午前0時45分