今や大都市ではあまり見ることができなくなった野鳥たち。
都会では緑が減り、生息できなくなってしまったのだが、鳥たちのあどけない姿に癒されるという人も多いだろう。
そんな時代を反映してか、3Dプリンターで作った鳥の巣を都会に設置して、鳥を呼び戻そうとするプロジェクト「
Printed Nest(プリンテッド・ネスト)」が、ヨーロッパやアメリカを中心に行われている。
建築家やデザイナーが集まってデザインした鳥の巣は、スタイリッシュで都会のビル群にもマッチ。巣の本体部分は卵型で、止まり木になる部分は鹿の角のような形をしている。
鳥の巣の設計図はオープンソースなので、3Dプリンターを持っている人なら誰でも参加できる。
さらに、この企画に賛同したいという人には公式サイトにて38ユーロ(約5100円)から販売、寄付も募っている。
現在までに世界22の国と地域で90個が設置されており、公式サイトで世界のどの地域に巣が設置されているか見ることができる。
最近、さまざまな分野で活躍を見せている3Dプリンター。こうした環境保護活動への応用にも期待したい。
毎朝、鳥の鳴き声が目覚まし代わりという生活もステキ。興味を持った人はぜひ公式サイトをチェックしてみてほしい。
Printed Nest
http://www.printednest.com/
Pinterest(printednest)
https://www.pinterest.com/printednest/printednest/
Facebook(Printed Nest)
https://www.facebook.com/printednest
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