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ペコちゃん展が平塚市美術館で開催 気鋭の現代作家による作品も公開

2015年05月06日 12:32  Fashionsnap.com

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1959年頃のペコちゃん人形 Image by: 平塚市美術館
不二家のキャラクター ペコちゃんに焦点を当てた「ペコちゃん展」が、平塚市美術館で開かれる。総展示数約340点を通じて、誕生した1950年から60年以上にわたって愛され続けているペコちゃんの「過去」と「現在」を紹介する。会期は7月11日~9月13日まで。

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 「過去」では、店頭人形や卓上人形だけでなく、書籍やマッチラベル、テレホンカード、新聞広告、文具など人々の生活に根差ざしたペコちゃんのアイテムを公開。ペコちゃんとボーイフレンド・ポコちゃんのこけし人形は100体を揃える。「現在」では戌井昭人や川井徳寛、佐々木成美、町田久美、内田望、玉川みほの、西尾康之、三沢厚彦ら気鋭の現代アーティスト17名がペコちゃんをモチーフに制作した平面から立体まで様々な作品約25点を披露。不二家の看板商品「ミルキー」関連のパッケージの展示コーナーや、不二家と縁のある二人のデザイナー レイモンド・ローウィとアントニン・レーモンドについて紹介されるほか、東京モード学園の学生による衣装デザイン60点も公開される。多彩な映像やワークショップも用意し、昭和という世相とともにペコちゃんの新たな側面を追いながら、幅広い世代が楽しめる展覧会を目指すという。
■ペコちゃん展会期:2015年7月11日(土)~9月13日(日)場所:平塚市美術館(神奈川県平塚市西八幡 1-3-3)開館時間:9:30~17:00(入場は16:30まで)※7月18日~8月30日は18:00まで(入場は17:30まで)休館日:月曜日(ただし7月20日(月)は開館。翌21日は休館観覧料:一般 800円(640円)/高大生 500円(400円)/小中学生無料※( )内は団体料金。毎週土曜日の高校生は無料、各種障がい者手帳の交付を受けた方および付添1名は無料/65 歳以上で平塚市民の方は無料、市外の方は団体料金