マクラーレン・ホンダは、今週末のF1スペインGPでこれまで数年にわたって使用してきたクロームのカラーリングを変更することを明らかにした。
マクラーレン・グループ会長のロン・デニスは、開幕前のプレシーズンテストにおいて、マクラーレン・ホンダMP4-30のカラーリングを今シーズン中どこかのタイミングで変更することを示唆していた。
デニスは、カラーリングの変更が美学的な美しさのためではないと語っていたが、チームはスペインGPを前に次のような理由から変更することを明らかにした。
「我々はカラーリングを変更し、視覚的な効果を改善するとともに、明るい日照下だけではなくトワイライトやナイトレースで使用される投光照明のためにもこれを最適化した」
「その結果、(マシンは)ダイナミックで獰猛なグラファイト・グレーの配色で、マクラーレンの蛍光“スピードマーク”とキーラインの補完により、最新のクローム・シルバー処理による反射問題を低減する」