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DTM、F1ドイツGP中止でスケジュール変更を検討

2015年05月05日 17:10  AUTOSPORT web

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DTM開幕戦が行われたホッケンハイム
DTMドイツ・ツーリングカー選手権は、7月のF1ドイツGPの中止に伴い、その空いたスケジュールにレースを開催するよう2015年のスケジュール変更を検討している。

 1960年以来開催されてきた伝統のドイツGPだが、3月にFIAはホッケンハイムで開催予定だった今季のF1ドイツGPの中止を発表した。この中止に伴い、DTMはドイツGP開催予定だった7月17~19日にレースを開催する検討をしていると英国オートスポーツは報道している。

 DTMは、2015年から土曜日と日曜日に1レースずつを行い、全9ラウンド18戦でスケジュールされ、5月1日から3日にホッケンハイムで開幕戦が開催された。

 ホッケンハイムでのレースは、最終ラウンドとなる10月16~18日にも予定されいるが、DTMはこの最終戦のスケジュールを変更し、7月17~19日に開催するか、もしくはニュルブルクリンクでのレースを移動するかなど、いくつかのシナリオを考えているようだ。

 7月にニュルブルクリンクでのレースを追加し全10ラウンドに変更されるというシナリオも噂され、メーカーはこの変更に伴う費用の追加を懸念している。

「私が知っている限りでは、第10ラウンドは存在しない」とメルセデスのDTM代表を務めるウルリッヒ・フリッツは開幕戦のホッケンハイムでコメント。

「彼らは、まだ別の日にニュルブルクリンクでのレースを検討しているようだが、10番目のレースウイークはないと私は言えるよ」