トップへ

松本隆トリビュート発売決定 安藤裕子、草野マサムネ、斉藤和義、YUKIらが参加

2015年05月03日 13:41  リアルサウンド

リアルサウンド

2015年に作詞活動45周年を迎える作詞家・松本隆。

 2015年に作詞活動45周年を迎える作詞家・松本隆が、6月24日にトリビュートアルバム『風街であひませう』をリリースすると発表した。


(参考:EXILEなど手がける作詞家・小竹正人が明かす表現技法「三代目の作詞に関しては良い意味で公私混同」


 同作は総合サウンドプロデューサーに鈴木正人(Little Creatures)を迎え、安藤裕子、小山田壮平(ex. andymori)&イエロートレイン、草野マサムネ(スピッツ)、クラムボン、斉藤和義、手嶌葵、中納良恵(EGO-WRAPPIN’)、ハナレグミ、やくしまるえつこ、YUKIといった、日本のポップミュージック界で活躍するボーカリストたちがトリビュートで参加。また、スペシャルトラックとして、細野晴臣、松本隆、鈴木茂の演奏で新録した、はっぴいえんど解散直後の未発表曲「驟雨(しゅうう)の街」を特別収録している。


 同作のジャケットは、漫画家ほしよりこ(「逢沢りく」「きょうの猫村さん」)による書き下ろしイラストレーション。完全生産限定盤にはボーナスディスクとして、ポエトリーリーディングアルバム『風街でよむ』が付属。松本隆の歌詞を「詩」として、様々な俳優、女優、ミュージシャンが朗読を行うという。同プロジェクトのディレクターを務めるのは、最新作映画『海街diary』の公開を控える映画監督の是枝裕和。スタジオ録音に加え、詩の世界のイメージに合う場所に飛び出して録音された屋外録音も交えた、映像監督ならではのドキュメンタリータッチのユニークな作品となっているという。なお、同作の参加アーティストは後日発表される。


 そのほか、完全生産限定盤は豪華ハードカバー書籍仕様となっており、松本隆×宮藤官九郎の初対談や、新進気鋭の若手詩人・最果タヒによる解説、作家の山内マリコによる書き下ろしのオリジナルショートストーリー、是枝裕和のインタビューなど、100ページ以上に及ぶ読み物で構成されたコレクターズアイテムとなっている。(リアルサウンド編集部)