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家飲みレシピ、カツオのハーブパン粉焼き

2015年05月03日 00:02  オズモール

オズモール

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平日は時間がないから簡単!さくっと!が料理のキーワードになってしまうけど、週末だからこそ、丁寧につくった、お酒によく合う”おつまみごはん”で彼と家飲みを楽しんでみませんか? 

いつもよりちょっと手間をかけ、食材に向きあい、基本のだしからきちんとつくった”おつまみごはん”は、お腹だけじゃなくて、心を満たし、さらに彼との距離も縮める“しあわせごはん”。今回は、初夏に旬を迎える”初鰹”や”トマト”を使ったレシピを、WEB連載「ふみえ食堂」で人気を集める料理家・金子ふみえさんに、教えてもらった。

【今回のおつまみごはんレシピ】
1皿目・カラフルミニトマトの塩だし浸し
2皿目・鰹のハーブパン粉焼き


◆レシピ1皿目)前菜や箸休めにぴったり。和だしが効いた「カラフルミニトマトの塩だし浸し」


今が旬のトマトを使った、かわいい一品。ほんのり生姜が香るだしをまとったトマトは、甘みとうまみを存分に堪能できる。きりりとしたドライな冷酒や白いワインと合わせて。

■材料(2人分)
 ・ミニトマト…・200g
 A生姜(スライス)・・2枚
 Aかつお昆布だし ・・200ml≫だしレシピはこちら
 A塩……・・小さじ1/3

■作り方
【1】ミニトマトのヘタを取り、軽く切り込みを入れて、沸騰させたお湯に10秒ほど浸したあと、冷水にとって薄皮をむく。
【2】鍋にAを入れて火にかけ、沸騰寸前で火を止めて、塩を完全に溶かして冷ます。
【3】ジッパーつきの保存袋に【1】と粗熱が取れた【2】を入れて空気を抜くようにして口を閉じて、冷蔵庫でひと晩寝かせてミニトマトに味を含ませる。

■料理ポイント
・ちょっと面倒でも湯むきをすることで、だしをよく含んで、口当たりもよくなる。
・しっかり冷やしたほうがおいしいので、食べる直前に冷蔵庫から出そう。
・和イタリアンなテイストになる、エクストラバージンオリーブオイルのちょいがけもおすすめ。

◆レシピ2皿目)ハーブとガーリックが食欲をそそる!旬のカツオをイタリアンにアレンジした「鰹のハーブパン粉焼き」


あっさりした味わいの旬の初鰹に、ハーブパン粉をまとわせるだけで、ハーブとガーリックが香る、イタリアンな鰹のタタキに変身。生パン粉でカリッカリの食感も楽しい! よく冷えた白ワインと一緒に。

■材料(2人分)
 ・カツオ……1冊(300g)
 ・粗塩……・小さじ1
 ・ホワイトペッパー・少々
 ・小麦粉……適量
 ・溶き卵……適量
 ・オリーブオイル・・適量
 ・レモン……適量
<ハーブパン粉>
・生パン粉……60g ※乾燥タイプのパン粉で代用可
・パセリ……・30g
・ニンニク……1/2片
・塩………小さじ1/2
・エクストラバージンオリーブオイル・小さじ1

■作り方
【1】ハーブパン粉をつくる。パセリは洗って水気をじゅうぶん拭き取り、葉を茎からはずしてみじん切り、ニンニクもみじん切りにする。パセリ、ニンニク、生パン粉、粗塩、エクストラバージンオリーブオイルをボウルに入れて混ぜ合わせる。
【2】カツオにまんべんなく粗塩を振り、40分ほど冷蔵庫で寝かせたあと、浮き出た水分をキッチンペーパーで拭き取る。ホワイトペッパーを振ったら、小麦粉を軽くまぶし溶き卵にくぐらせて、【1】のハーブパン粉をしっかりつける。
【3】フライパンに1cmくらいの深さまでオリーブオイルを入れて高温に熱し、【2】のカツオをそっと入れて、パン粉がこんがりときつね色になるよう、すべての面を素早く揚げ焼きする。そのとき、中はレアな状態に。
【4】【3】を1cmくらいに切り分け、レモンを添える。

■料理ポイント
・カツオは、お刺身で食べられる鮮度のよい冊を使って。
・生パン粉を使うと、カリッとした食感に仕上がる。
・粗塩を使うことで、ゆっくりとカツオに下味をつけうまみを引き出せる。
・粗塩を振ったあとに出る水分は魚の臭みを含んでいるので、丁寧に拭き取ること。そうすることで、魚をおいしく調理できる。
・ハーブパン粉が余ったら、冷凍保存を。グラタンやエビ、鶏肉などにかけてオーブンで焼くなど、いつもの料理を簡単においしく、おしゃれにアレンジできて重宝する。