今日から5月。晴天に恵まれた1日、新宿ピカデリーにて映画『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』初日舞台挨拶が行われ、筧利夫、福士誠治、森カンナら総勢12名登壇した。
【この記事の他の写真を見る】この大人数の中で一際目立ち、リーダーシップを発揮していたのは筧利夫だ。同映画を観終わったばかりの観客に向かって、「もう皆さんには観られてしまいましたので、何の言い訳も出来ません。如何でございましたでしょうか」と言う口調はとても早口で、なおかつマイクが要らないほどの大声。そんな筧のおふざけに会場からは拍手喝采が起こった。
“灰原零”役の森カンナは、印象的だと噂されるラストシーンについて「実際に海に潜っているようですが…実はプールです」と明かす。この裏話に対して、ファンの代弁なのか「くそー!」と福士誠治が突っ込み、また会場は笑いの渦になった。
そんな福士が「この作品にかける思いで髪を切ってきました」と語り出すと、「ちなみに佑馬の(福士の役名)髪は嘘です」と今度は太田莉菜から突っ込まれ、出演者たちの仲の良さが垣間見えた。
『パトレイバー』にて2年にわたって警視庁特科車両二課の隊長を演じてきた筧利夫。その間、気をつけていたことを聞かれると、「悪さをしてフライデーに載らないこと、交通安全に努め、清く正しく生活して来たことです! 以上です」とその後もおふざけは止まらず、笑いのたえない舞台挨拶となった。
その他、同舞台挨拶には真野恵里菜、堀本能礼、田尻茂一、しおつかこうへい、藤木義勝、千葉繁、高島礼子、押井守監督も登壇した。
20世紀末、あらゆる分野で急速に普及した汎用人間型作業機械『レイバー』。巨大なロボットが日常となった世界で多発する犯罪に備え、警視庁は特科車両二課パトロール中隊、通称パトレイバーを設立した。そして21世紀、レイバー衰退とともに解隊の危機に瀕した彼らの前で、日本を揺るがす反乱が起ころうとしていた…。
映画『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』は、5月1日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開。
(TechinsightJapan編集部 みほりー)