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FIA、中嶋一貴について「神経系統の検査は正常」との声明を発表

2015年05月01日 10:20  AUTOSPORT web

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WEC第2戦スパのフリー走行1回目でクラッシュを喫し、脊椎の一部を損傷したと発表されている中嶋一貴
WEC世界耐久選手権第2戦スパ・フランコルシャンのフリー走行1回目において、中嶋一貴のドライブする1号車トヨタTS040ハイブリッドがクラッシュしたが、この事故について、FIAメディカル・デリゲートのジャック・トロプナ医師が、一貴の「神経系統の検査は正常であった」とする声明を発表している。

 一貴はウエットコンディションのフリー走行の中で、オリバー・ジャービス駆る8号車アウディR18 e-トロン・クワトロのリヤに追突するような形でクラッシュ。サーキットのメディカルセンターへと運ばれた後、背部の痛みを訴えたことから、念のため現地の病院でさらなる検査を受けた。その後のチームからの声明によると、一貴は脊椎の一部を損傷しているということだ。

 ただ、この事故についての、FIAメディカル・デリゲートからの声明には以下のように記されている。

「WECスパ・フランコルシャン6時間レースのフリー走行1回目における本日朝の事故の後、トヨタレーシングのドライバー、中嶋一貴は背中の痛みを訴え、さらなる検査のためヴェルヴィエの病院へ搬送された。神経系統の検査は正常であった。今晩は経過観察のため、彼は病院に留まる」