WEC世界耐久選手権のLMP1クラスで1号車トヨタTS040ハイブリッドをドライブしている中嶋一貴が、スパ・フランコルシャンで行われているシリーズ第2戦のフリー走行1回目でクラッシュし、検査のため現地の病院に搬送されたことが分かった。
一貴は、現地時間30日の12時より行われていた1時間30分のフリー走行の中で、オリバー・ジャービス駆る8号車アウディR18 e-トロン・クワトロと接触。検査のためサーキットのメディカルセンターへと運ばれた一貴だが、背部の痛みを訴えたことから、念のため現地の病院でさらなる検査を受けることとなった。
トヨタのスポークスマンは「彼は大丈夫だと考えているが、しっかりと確認をしたい。それがさらなる検査のために地元の病院に向かった理由だ」と語っている。
英AUTOSPORT.comによると、今回のアクシデントは、ウエットコンディションのもと、ケメル・ストレートの終わりで1号車トヨタが8号車アウディの後部に接触する形でクラッシュしたのだということだ。