レッドブルが次のF1スペインGPで新たにショートノーズを採用した“RB11-B”をデビューさせると報じられている。
昨年、メルセデス以外のチームで唯一、シーズン3勝を挙げたレッドブルは、2015年型のRB11に昨年のフェラーリとメルセデスの中間型ともいえるカモノハシ形状をしたショートノーズを採用している。
しかしSpeed Week(スピード・ウィーク)は、次のスペインGPでレッドブルがメルセデスW06やウイリアムズFW37よりもさらに短い仕様のショートノーズを導入する見込みだと報道。すでに10数回ものクラッシュテストに失敗している一方で、ショートノーズの実現によって今季メルセデスを脅かすパフォーマンスをみせているフェラーリSF15-Tと肩をならべることを期待しているという。
また、スペイン紙のEl Mundo Deportivo(エルムンド・デポルティボ)は、「モディファイされたマシンはほぼ間違いなくRB11-Bだ」と報じた。
シーズン第二の開幕といわれるヨーロッパラウンド初戦のスペインでは、マクラーレン・ホンダもシャシーおよびエンジンに大幅なアップデートを導入する計画だ。