サービスを簡素化することで、低価格を可能にしたLCC(ロー・コスト・キャリア)。
先日、成田空港に“LCC専用ターミナル”が開業したこともあり、近年アジアでもその存在が浸透しつつあるが、そんななか、ヨーロッパ系の航空会社「Air France」と「KLM」傘下のLCC「Transavia(トランサヴィア)」が発表した新しい“航空チケットの販売方法”が話題になっている。
同社の最新キャンペーン「SnackHolidays(スナックホリデーズ)」は、袋入りスナックを買うと航空券も同時に購入できるという新企画。
お手軽価格を売りとする“LCC航空券”なら、バスや電車のようにもっと気軽にユーザーが購入できるようなシステムの販売方法があるのではと考え、この手段を思いついたらしい。
スナックのパッケージには渡航先と価格、そしてQRコードがプリントされており、パリ市内のスーパーマーケットや自動販売機で購入が可能。
購入したユーザーは24時間以内にパッケージ上のQRコードをスキャンするか、内部に記されている情報に従ってサイトにアクセスし、渡航日程や時間の指定を行わなければならない。
現在販売中のスナックは“ポテトチップス”がバルセロナ行き、“グミ”がリスボン、“シリアルバー”がダブリン行きの航空券の3種類で、いずれもパリからの発着便。
価格はバルセロナ行きが35ユーロ(日本円で約4600円)、リスボンとダブリン行きが40ユーロ(約5200円)と、驚くほど安い!
スーパーで買い物の最中「そうだ、バルセロナ行こう」と思いついたら、スナックをカゴへ入れるだけ…なんて、ちょっとオシャレ!?
エスプリの効いたCMも素敵なので、こちらもぜひチェックしてみて。
YouTube
https://youtube.owacon.moe/watch?v=iqyAtLpMVR0
SnackHolidays
http://www.snackholidays.com/
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