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中華料理&立食パーティの食事のマナー

2015年04月30日 00:03  オズモール

オズモール

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ゴールデンウィークまであと少し! 休暇中は家族や友達と、中華料理や立食パーティに行くなんて予定の女子もいるのでは? そんなとき食事のマナーで恥をかかないように、マナーデザイナーの岩下宣子さんにアドバイスをいただこう!

「中華料理や立食パーティは、行く機会が少ないので、自分のマナーが正しいのか不安になる人も多いかもしれません。次を参考にしてしっかりマナーを身に付けましょう」(同)

◆立食パーティの基本のマナー

○上着や大きな荷物はクロークに預けて、貴重品の入るパーティバッグを持ち歩くこと。パーティバッグはテーブルやイスに置くことができないので肩や腕にかけられるタイプをセレクトして。

○一度で二皿に料理を盛り付けるのはルール違反。一度につき一皿と心得て。また、二度目に料理をとりに行く場合は、新しいお皿に盛り付けよう。

○料理が並ぶブッフェ台に使用済のお皿を置くのはNG。使ったお皿はサイドテーブルに置いておくのがグッド。

○会場ではたくさんの人と会話を楽しむことも重要。料理をひたすら食べ続けたり、仲間内で騒ぐのは控えて。

◆中華料理の基本のマナー

○料理によって量が違うので、オーダーするときにはひと皿が何人分ぐらいあるのか、確認しよう。コースは前菜、スープ、主菜、ご飯類&麺類、点心、フルーツの順なのでアラカルトでオーダーする場合もバランスを考えて。

○円卓では、いちばん奥の上座に座った人から順番に回転台を時計回りに回して料理をとって。途中で反対に回したり、急いで回してもダメ。ほかの誰かが料理をとっているときは止めておくのが基本。全員に行きわたるように、料理をとる量にも気をつかって。

○回転台に使い終わったお皿や飲み終わったグラスは置かないように。

○円卓の場合は遠くの料理を立ち上がってとったり、ほかの人の分までとりわけるのはやめよう。

○中華料理は、料理をのせたお皿は持ち上げず、テーブルに置いたままにするのが正しいマナー。また、とり皿は料理ごとに新しいお皿に変えて。同じお皿を使い続けたり、二種類の料理をひとつの皿に盛ったりするのは×。

○自分のお皿に盛った料理を残すのはNG。食べられる分だけ盛り付けて。

このマナーを押さえておけば安心! 中華料理や立食パーティでも緊張感なしに楽しめそう。




岩下宣子
全日本作法会の内田宗輝氏、小笠原流小笠原清信氏のもとでマナーを学び、1985年、現代礼法研究所を設立。マナーデザイナーとして、企業、学校、商工会議所、公共団体などでマナーの指導、研修、講演と執筆活動を行う。著書は『マナーのすべてがわかる便利手帳』(ナツメ社)、『美しいマナー あなたの魅力を演出する』(PHP研究所)、『贈るマナー贈られるマナー これでOK』(小学館)ほか多数。