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東南アジア最大級アウトレットがクアラルンプール国際空港に 三井不動産が5月オープン

2015年04月29日 21:13  Fashionsnap.com

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「三井アウトレットパーク クアラルンプール国際空港 セパン」イメージ Image by: 三井不動産
三井不動産が、クアラルンプール国際空港敷地内に「三井アウトレットパーク クアラルンプール国際空港 セパン」を5月30日にオープンする。店舗面積約2万4,000平方メートルの敷地内には、7月末までに約130店舗が順次開店し、交通至便な立地を活かしてマレーシア国内のほか、空港利用客の集客を目指す。


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 クアラルンプール初の本格的アウトレットは、空港と市街地を結ぶ幹線道路に面し、市街地から南に約60キロ、車で約50分の距離に位置。クアラルンプール都市圏居住者、国際空港の利用者にとっても利便性が高く、空港からは毎時2~3本の無料シャトルバスが運行する。施設内には外貨両替カウンター、フライト情報を確認できるディスプレイ、空港利用客が買物前後に搭乗手続きが出来る「自動チェックインシステム」が設置され、国際空港敷地内ならではのサービスが提供される。建物は、南国のリゾートをイメージした2フロアで、自然光と館内のグリーンを取り入れた開放感のあるデザイン。日本からは、「ISETAN OUTLET STORE」「asics Factory Outlet」「Onitsuka Tiger」など7ブランドが出店し、マレーシア初出店となる日本の鮨店「sushi maru」や「和カフェ」などの飲食店も店舗を構える。
 三井不動産は、クアラルンプール国際空港を含むマレーシア国内にある39の空港を運営するMALAYSIA AIRPORTS HOLDINGS BHD.(以下「MAHB社」)と共同で合弁会社MFMA DEVELOPMENT SDN. BHD.(以下「MFMA社」)を2013年に設立。MFMA社への出資比率は三井不動産が70%、MAHB社が30%で、三井不動産にとって海外では初のメジャー出資となる。今回のアウトレットパークを東南アジアでのフラッグシップ事業と位置づけ、2018年と2021年に拡張工事を実施し最終的には全体店舗面積約4万4,000平方メートル、店舗数約250店舗の東南アジア最大級のアウトレットモールに成長させる計画。同社は2011年に中国の寧波、今年後半には台湾にアウトレットモールの開業を予定している。
■ 三井アウトレットパーク クアラルンプール国際空港 セパン所在地:マレーシア セランゴール州 セパン クアラルンプール国際空港敷地内オープン日:2015年5月30日交通アクセス:クアラルンプール国際空港から車で約5分、クアラルンプール市街地から車で約50分敷地面積:第一期開業 約115,000m2 最終期開業後 約180,000m2店舗面積:第一期開業 約24,000m2 最終期開業後 約44,000m2店舗数:第一期開業 約130店   最終期開業後 約250店