4月27日、東京・銀座で王子サーモン銀座店のリニューアルオープンに向けたオープニングイベントが開催され、KONDO RACINGの近藤真彦監督や、スーパーGTに参戦する本山哲、星野一樹、柳田真孝のドライバー3名も登場。銀座店の新たな船出を祝福した。
王子サーモンは、スーパーGT500クラスに参戦しているS Road MOLA GT-Rをサポートするエスロードの関連企業としてスモークサーモンの事業を展開。28日に、ブランドの旗艦店となる銀座店をリニューアルしてグランドオープンする。これに先立って27日、このオープンを記念したオープニングセレモニーが銀座の王子ホールディングス本社で開催された。
王子サーモンでは、北海道をはじめ、ロシアやノルウェー、ニュージーランドなど、世界中から厳選したサーモンを調達。銀座店でも販売されるスモークサーモンは、沖で獲れた脂の乗った紅鮭や時鮭が使用されているほか、キングサーモン、フィヨルドサーモン、アトランティックサーモンについてはニュージーランドやノルウェーから苫小牧の工場に空輸し、ワンフローズンで生産している。また漬け魚も、種類の異なるサーモンを、それぞれに合わせた調味やレシピで手作りで加工している。
28日にグランドオープンを迎える銀座店では、スモークサーモンや漬け魚以外にも、サーモンフレークやドライチップやキングサーモンのギフトボックスのほか、これらの鮭によく合う厳選のワインも用意。また、注文に応じてその場で職人が切り分けるキッチンも備えられている。
セレモニーでは、王子サーモンの佐藤徹代表取締役社長が、1967年の創業からの歴史や「美味しさの違いがわかる、サーモン専門店」というブランドコンセプト、そして一新されたブランドロゴを解説。また、浅倉徳司営業本部長からは「鮭のうまさ、鮭それぞれ。」といったキャッチコピーも含めた店舗のイメージ、そして銀座店で展開される新商品が紹介された。
その後、リニューアルされた銀座店前でのテープカットが行われ、店舗内もお披露目。建築家の前田圭介氏が設計を担当したこの新店舗は、サーモンを引き立たてるような、あたたかみのある白のイメージの内装となっている一方、外装はステンレスの原材料を使用。“サーモンの皮の下に美しく美味しい中身が詰まっている”というイメージが表現されている。
その店内では、取り扱い商品などの説明がなされ、参加者の多くが興味深げに聞き入っていた。また、続いて行われたオープニングパーティでは、銀座店で実際に販売されるサーモンが振る舞われ、参加者たちは極上のサーモンに舌鼓を打った。
このパーティには、KONDO RACINGを率いる近藤監督も「ドレスコードはサーモンじゃないかと思って(笑)」とピンク色のネクタイを締めて登場。「応援して頂いているパートナーでもありますが、相談に乗ってもらったりする“アニキ”的な面もあります(近藤監督)」と、個人的にも親交が深いというエスロードの安田光雄代表取締役社長とともに壇上でトークを展開した。
また、S Road MOLA GT-Rのドライバーを務める本山と柳田、2009年のエスロード MOLA Z時代からサポートを受けている星野も登壇。やや緊張した様子でマイクを握った3名だったが、安田社長との親交などを語るとともに、星野は会場に向けてモータースポーツの魅力もPRしていた。
また、柳田が「今年はチャンピオンを獲れるように本山選手と頑張りたいと思います」と王座獲得への意気込みを見せると、本山は週末に控えるスーパーGT第2戦に向けて「このパーティに華を添える意味でも、いい結果を残したいなと思います」と締め括った。
王子サーモン銀座店は28日にグランドオープン。店舗の詳細や、王子サーモンのこだわりは公式サイト(http://www.oji-salmon.co.jp)でチェックしてみよう。