マクラーレンのレーシングディレクター、エリック・ブーリエは、フェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンにはチームのやり方に批判があれば忌憚なく聞かせてほしいと語った。彼らの意見がチームが前進する上で重要だと彼は考えている。
マクラーレンとホンダのパートナーシップ復活というビッグプロジェクトの滑り出しは順調にはいかず、ここまでの4戦で予選Q1突破はわずか1回、ポイント獲得にも至っていない。
しかしブーリエは、ドライバーはふたりともプロジェクトを信じる気持ちを失っていないと述べている。
「ドライバーはふたりともモチベーションを失っていない」とブーリエが語ったとF1iが伝えた。
「進歩を感じ、確認できているからだ。このプロジェクトはまだ始まったばかりであり、今後どこに向かうのかをふたりとも理解しているのだ。短期的、そして今年末までの中期的な見解を持っている。すでに来年の話も始めている」
チームが正しい方向に進むために、ドライバーたちには批判すべきところは強く批判してほしいとブーリエは言う。
「彼らには我々の今していることを受け入れてほしいが、今後の方向性について批判的な見方もしてほしいと思っている。さまざまな意見や見方を知るのはいいことだからね」
「ふたりはモチベーションが非常に高く、プロ意識も高い。私は100パーセント満足している」
「彼らは非常にいい仕事をしている。マシンから最大限の力を引き出し、ミスを全くしない。本当に素晴らしい」