マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンが、チームにとって当面最大のチャンスとなるのはモナコGPであるとの考えを示した。
新たなスタートを切って4戦目となるバーレーンGPで、マクラーレン・ホンダはようやく予選Q2進出を初めて果たし、アロンソが入賞一歩手前の11位でフィニッシュした。
短いインターバルをはさんでスタートするヨーロッパラウンドでの進歩にチームは期待をかけているが、バトンもアロンソも、それなりにいい結果を出すチャンスがあるのは、他のサーキットよりもパワーの影響が出にくいモナコGPであると考えている。
「今の僕らにとってはパワーの影響が比較的少ないサーキットの方が戦いやすい」とアロンソが述べたとMotorsport.comが伝えた。
「だからモナコで初めて今までより少しいい結果を手に入れることができるかもしれない」
「どうなるかは実際走ってみないと分からないけれど、1戦1戦進歩していく必要がある。まずはバロセロナで一歩前進することを目指す」
バトンは第6戦モナコまでの開発プランがうまくいき、信頼して乗ることができるマシンで戦えることを期待している。
「バルセロナの段階で大きな進歩が見られると思う」とバトン。
「でもモナコに向けてマシンにたくさんの変更が行われる。パワーだけでなくエアログリップも大きく改善することを期待している。いい感触を持っているよ」
「モナコをこのマシンで走るとどうなるのか興味深い。限界を見つけるのがとても難しいサーキットだ。信頼できるマシンがあるかどうかが大きなカギになる」