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クビアト、言い争いをするレッドブルとルノーの両方に改善を求める

2015年04月26日 17:00  AUTOSPORT web

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4戦を終え2度の9位入賞が最上位のダニール・クビアト(レッドブル)
今季、レッドブルからF1に参戦しているダニール・クビアトは、ルノーとレッドブルの言い争いに、どちらも改善するアクションをする時期だと言及している。

 今季ここまで苦戦しているレッドブルのエイドリアン・ニューエイは、パワーユニットが問題であるとしてルノーを激しく批判。この批判に対しルノーF1のマネジングディレクター、シリル・アビテブールは「嘘をつくパートナーと仕事をするのは厳しい」「彼は昔からエンジンマニュファクチャラーを批判してばかりいる」と発言、両者の関係に亀裂が入りつつあるのではないかという懸念が持たれた。

 レッドブルのモータースポーツアドバイザー、ヘルムート・マルコはレッドブルのシャシーに問題があると認め、ルノーと協力し合って苦境を抜け出したいと両社の歩み寄りを求めており、今季からレッドブルに加入したドライバーのクビアトも、言い争いを辞めて、どちらも改善へ向けて動いてほしいと願っているようだ。

「僕たちはどんな約束も望んでないと僕は思っている。ただ進化を感じたいんだ。チームとエンジンの両方に、僕たちみんなは改善を望んでいるよ。ルノーと一緒に働き、シャシーとも一緒に働くことを意味している。そうしたほうがいいと思うし、僕がスピードアップすることで言い争いは終結するよ。長いプロセスになるけど、上手くいけば僕たちは何かを考え出すだろうね」

 クビアトは、次戦のスペインGPでレッドブルは大きなアップデートをあるとコメント。ミルトンキーンズのクルーから、トップ争いを始める活気を感じているようだ。

「他のチーム同様、僕たちはいくつかのアップグレードを計画している。上手くいくことを願っている、僕たちは逆行していたが、今はチーム前に進んでいると確信しているんだ」