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カルティエ、歴史上初のハイジュエリー受注イベントを京都で6月開催

2015年04月25日 17:12  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

30.21カラットのD IFダイヤモンド (c)Cartier 2014
「カルティエ(Cartier)」による約300点のハイジュエリーコレクションを一堂に集める受注イベント「カルティエ ロワイヤル(Cartier ROYAL)」が、京都国立博物館で開催されることが発表された。会期は6月2日から6日までの5日間。ロイヤルジュエラーとして168年の歴史を持つ「カルティエ」初の取り組みで、世界中から特別な顧客を招待するという。

カルティエがハイジュエリー受注展を京都での画像を拡大

 リシュモン ジャパンは4月24日、フランス大使館でプレスカンファレンスを開催し、「カルティエ ロワイヤル」の概要を発表した。「王の宝石商、宝石商の王」と呼ばれる「カルティエ」が、2014年にパリで発表した最新のハイジュエリーコレクション「カルティエ ロワイヤル」をはじめ、ジュエリー約220点、ウォッチ約40点、トラディションと呼ばれるアンティーク約40点、合わせて約300点が京都国立博物館の明治古都館にそろう。平均価格帯は5千万円から1億円。
 カルティエ プレジデント&チーフ エグゼクティブ オフィサーのカルロ・ガリリオは、これまでクローズドで行われてきたハイジュエリーの受注会を初めて公の場で開催することについて、「カルティエのジュエリーは芸術であり、その真髄と価値を世界に向けて発信していきたい」と説明。初回にふさわしい場所として、8世紀末から約千年にわたって皇都として栄えた歴史があり、文化的にも世界から認められる京都に白羽の矢が立ったという。マーケティング&コミュニケーション ディレクターのイザベラ・ベルゼロリは、168年の歴史に根ざしたハイジュエリーが一堂にそろう今回の催しが、「今日のクリエイションが、明日の宝になる」というカルティエの精神を体現する機会になると話した。
 「カルティエ ロワイヤル」は主に顧客向けに開催されるが、6月7日の1日に限り、招待制の特別内覧会が開催される。「カルティエと私」を題材にしたエピソードと共に一般公募し、選ばれた30組60名の招待客のみ鑑賞が可能となる。