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マシュー ウィリアムソン、ロンドンの旗艦店を閉めて新体制に

2015年04月25日 13:22  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

 「マシュー ウィリアムソン(Matthew Williamson)」がロンドンの旗艦店を閉店することを発表した。今後はEコマースやラインセンスビジネスをベースにした事業へ切り替えていく。自社のオンラインストアは、2016年初旬に立ち上げを計画している。

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 発表によると、ロンドン・ブルートンストリートの店舗は夏をめどに閉店し、今後は市の中心地に予約制のショールームを構えるという。中東カタールの2号店は現状を維持する。クリエイティブディレクターのマシュー・ウィリアムソンとブランドの社長Joseph Velosaは共同声明で「ブランド設立から18年が経つが、この数年で業界や消費者の形は変わってきた、我々はそれに対応したい」とコメントし、ロンドンファッションウィークへの参加継続の意向を示しつつも、伝統的なファッションショーに縛られずにコレクションを発表していくことを明らかにした。
 昨今、「ケイト・スペード(kate spade)」や「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」がセカンドラインを廃止したり、「ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)」や「ヴィクター&ロルフ(VIKTOR&ROLF)」がプレタポルテ事業から撤退し、オートクチュールとフレグランスに注力していくことを発表するなど多くのブランドが事業再編を行っている。