5月2日~3日に開催されるスーパーGT第2戦富士。レースを前に、GT500クラス/GT300クラスの参加条件が発表されている。
この参加条件は、いわゆる性能調整と呼ばれているもので、GT500クラスの場合はホンダNSXコンセプト-GTが、GT300クラスの場合は全車について最低重量/エアリストリクター径や車高が示されているほか、GT300のターボ車については最大過給圧も設定されている。
今季、GT500クラスのNSXコンセプト-GTについては、昨年から最低重量やハイブリッドシステム重量、ハイブリッド最大アシスト出力等の数値は一切変更されていない。これは第1戦、そして富士での第2戦も同様だ。
GT300クラスについては、今季ブランパンGTシリーズを運営するSROモータースポーツ・グループとのコラボレーションにより、サーキット特性に合わせた性能調整が施されることになっているが、第1戦岡山から第2戦富士に向けて、GT3車両のBoP数値が変更されている。
具体的には第1戦岡山からアウディR8 LMSウルトラが5kg、BMW Z4 GT3が10kg車両重量が軽減に。フェラーリ458が20kg、ニッサンGT-RニスモGT3(2015モデル)が10kg、マクラーレンMP4-12C GT3、メルセデスベンツSLS AMG GT3、ポルシェ911 GT3Rが5kg重量増加となっている。
一方、GT300マザーシャシーを含むJAF-GT車両の数値は変更されていない。