映画『Dearダニー 君へのうた』が9月5日から東京・角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で公開される。
同作は、ジョン・レノンが新人ミュージシャンを励まそうと書いた直筆の手紙が、数十年を経て本人に届いたという実話をもとにした作品。スターとしての絶頂期を過ぎたミュージシャンのダニー・コリンズが、43年前にレノンが自分に宛てて書いた手紙を受け取ったことをきっかけに、顔も見たことのない息子に会いに行くというあらすじだ。劇中では許可の下りたレノンの楽曲9曲が使用されているほか、ラストシーンについてはダニー役を演じるアル・パチーノが「自分の出た映画を観て初めて泣いた」とコメントしている。
キャストには、ミュージシャン役を演じるのはキャリア初となるパチーノに加え、アネット・ベニング、ジェニファー・ガーナー、ボビー・カナヴェイル、クリストファー・プラマーが名を連ねている。監督を務めるのは『塔の上のラプンツェル』『ラブ・アゲイン』などの脚本を手掛けたことで知られるダン・フォーゲルマン。