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"アナの右腕"グレース・コディントン回顧録の映像化なるか? ウィキリークスがメールを明らかに

2015年04月24日 17:22  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

 ウィキリークスが、米ヴォーグ誌のクリエイティブディレクター、グレース・コディントン(Grace Coddington)の著書を原案に、映画製作の話が持ち上がっていたことを明るみにした。映画製作は2年前の検討案件だったが、メールの内容が明るみになったことでグレースの著書の映画化を望む声がメディアを中心に多数上がった。

アナの右腕、映画化が計画?の画像を拡大

 2012年に出版された「グレース~ファッションが教えてくれたこと~」はグレースが自身の人生を振り返った回顧録。ウィキリークスにリークされたメールは、ソニーピクチャーズの幹部が当時の社長に「グレースの著書は映像化に良い題材だ」と候補の脚本家の名も挙げ、映像化のアイデアを直訴するものだったという。Fashion Timesなどのメディアによると、製作について具体的なことは明らかになっておらず、メールも2年前のものだったため計画は暗礁に乗り上げてしまった可能性もあるが、これをきっかけにファンが多いグレースの作品の映像化を望む声が多数あがり、実現を後押しするかもしれない、と報じている。
 グレース・コディントンは、2009年に公開された「ファッションが教えてくれたこと」で、米ヴォーグ誌編集長のアナ・ウィンター(Anna Wintour)と同等の存在感を放ち、表現豊かなスタイリングでファッション業界だけでなく広く世間に知られるようになった現在74歳のイギリス人スタイリスト。