2015年04月24日 16:51 弁護士ドットコム
東京のローカルテレビ局「東京メトロポリタンテレビジョン」(TOKYO MX)は4月24日、撮影のために飛ばした無人小型飛行機「ドローン」を見失って、紛失していたと発表した。同日朝の情報番組「モーニングクロス」では、メインキャスターを務める堀潤アナウンサーが、視聴者に向けて謝罪した。
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TOKYO MXの発表によると、首相官邸屋上でドローンが見つかった事件を受け、4月22日午後2時ごろ、ドローンの「飛行イメージ映像」を撮影するため、本社の駐車場で機体を飛ばしたところ、強風にあおられて紛失してしまった。
ドローンは翌23日の夕方までに、約100メートル離れたイギリス大使館の敷地内で見つかった。大きさ約30センチ、重さ900グラムで、「マルチコプター」と呼ばれる小型のものだったという。
朝の情報番組「モーニングクロス」でメインキャスターを務める堀潤アナウンサーは、24日朝7時からの番組冒頭、次のように経緯を説明し、「操作を誤った」として、視聴者に謝罪した。
「ヤフーのトップニュースにも出て、視聴者のみなさんからもツイッターでたくさんいただいているんですけれども、大変お騒がせして申し訳ありませんでした。
MXのドローンなんですけれども、官邸でドローンの事件があったときに、MXの駐車場で資料映像として撮影中にですね、操作を誤って紛失してしまったということで。
番組としても、みなさんにぜひ説明をしたいなということで。お騒がせをしました。
特に何か、政治的意図があるわけではなくて、誤って紛失してしまったということなんですね」
堀アナウンサーの謝罪に対して、番組を見ていた視聴者たちは、ツイッターで次のようなコメントをつぶやいていた。
「早速ドローンを話題にしたのは評価できるぞ」
「報道のクルーが世間様に迷惑を掛けるのは今に始まったことじゃないよ。ただ取材道具が目新しかったから注目されただけで」
「なんで冒頭に堀さんが謝ってるのかと思ったらそんなことが。MXってやっぱりw しかもこのタイミングってのがすごいですね。(^^;;」
「ある意味タイムリーすぎてさすがMXと思った」
(弁護士ドットコムニュース)