ジェームス・ジャービスの個展『NO MORE NEGATIVE SPACE』が、4月25日から東京・堀切菖蒲園のHHH galleryで開催される。
1970年生まれのジェームス・ジャービスは、イギリス・ロンドンを拠点に活動するアーティスト。コカコーラ、ナイキ、ソニーをはじめとするクライアントワークや、ブランドのアイコン的キャラクター「Martin」を手掛けたSILASとの長期的なコラボレーションによって注目を集めた。2003年から2013年までは、SILASの共同創設者であるラッセル・ウォーターマンとともに自身のブランド「Amos」を運営し、フィギュアや漫画など数々の作品を発表している。
2000年以来、日本では約15年ぶりの個展となる『NO MORE NEGATIVE SPACE』展では、2013年から2015年までに制作されたドローイングを50点以上展示。哲学、言語、スケートボーディング、アート、建築、ポップカルチャーへの関心を背景に、簡素化して描かれたキャラクターの作品群が集結する。さらに、会場では同展のために制作された300部限定のZINEやオリジナルTシャツも販売される。
なお、4月26日に開催されるオープニングレセプションにはジャービスも来場し、エアブラシを使って大判の作品を公開制作するという。また、4月25日には東京のロン・ハーマン千駄ヶ谷でジャービスによるライブペイントや、Nike SBとのコラボレーションによる新商品のコレクション発表が行われる。