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【Interview】1時間単位で相談可!業界初のクラウドソーシング型コンサルサービスとは?

2015年04月23日 17:11  Techable

Techable

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ベンチャーやスタートアップ企業が連日のように生まれる中、それをサポートするサービスも数多く登場している。

今月リリースされたばかりの「改善市場」も、その1つ。ベンチャー起業家がビジネス上の問題に直面した際、その道のエキスパートが、1時間単位から相談に応じるという、業界初のクラウドソーシング型コンサルティングサービスである。

提供元のプライドワークス、代表取締役、本田 季伸(ほんだ としのぶ)氏から、詳しい話を聞いた。
・ワンポイントで気軽に相談
Q1:「改善市場」提供のきっかけと経緯について、お聞かせください。
弊社では、大企業OB人材を千名以上ネットワークし、中小・ベンチャー企業の経営課題を解決するサポートを行っておりますが、長期的な顧問契約以外にワンポイントで経営相談したい、という要望がたびたびありました。

そこで、コンサル領域に特化し、企業OB人材以外にも国内外の特定分野の専門家、大学教授などの有識者、士業など、その道のプロであるエキスパートに対して、「1時間単位」で「ワンポイントコンサル」を依頼できる仕組みを構築したら、中小・ベンチャー企業の経営者たちにとって、役立つのではないかと確信したからです。
Q2:「改善市場」とは、どんなサービスなのでしょうか。
「改善市場」は、企業OB人材を中心に、特定の分野で知識・経験・ノウハウを豊富に持つ達人のエキスパートに対して、クラウドソーシングの形式で、さまざまなビジネス上の課題がある際に、コンサルティングを依頼できる、経営改善プラットフォームです。

特徴はまず、ビジネス領域に特化した「ワンポイントコンサル」専門であること。1時間単位で、各種経営相談が可能な多くの専門家に対し、入札方式で呼びかけができます。エキスパートは全員、大企業OBを中心とした、一流の専門家です。

有識者インタビューはもちろん、業界の第一人者に対し、アドバイス、取材、質問、見解を伺えますし、内容や場所に合わせた相談も可能です。相談は匿名でもOKなので、他社に知られたくない情報が、外部に漏れることはありません。

料金も一般的なコンサル会社や調査会社に比べると、低価格です。支払に関しては、運営元に代金を預け、実施後に支払われるため、リスクがありません。
Q3:クラウドソーシング形式にしたのは、なぜでしょうか。
現在、顧問契約マッチングサイト「KENJINS」を運営する中で、リアルで営業活動を行い、人的に案件の登録やメール配信を行ってきましたが、すべての業務をアナログで、かつ人を介在させる形にすると、時間と手間がかかり、結果としてコスト高につながります。

そこで、クラウドソーシングの仕組みを取り入れて、さまざまな優位性を発揮しようと、考えたのです。
・立ち上げ前から好評価
Q4:開設して間もないですが、現段階でのユーザーからの反響はいかがですか?
立ち上げの前から、「KENJINS」の登録顧問に対して、特定分野におけるインタビューの案件が、多数寄せられている状況でした。

そのため、既存顧客からの評判も良く、新規のクライアントからの問い合わせも、日々増えております。
Q5:今後の展開について、教えてください。
「改善市場」では、ワンポイントコンサルに特化したサービス提供を行いますが、顧問契約マッチングサイト「KENJINS」との連携を強化するなど、クライアントの課題解決につながる画期的な機能を充実させるために、日々システムの改善を行い、定期的にバージョンアップを図っていく予定です。

低価格でスピーディーにビジネスの相談ができる「改善市場」を活用し、経営課題のブレイクスルーに役立ててほしいと思います。
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