5月13日からフランス・カンヌで開催される『第68回カンヌ国際映画祭』の審査員が発表された。
同映画祭の審査員長を務めるのは、スティーヴン・スピルバーグ監督『ブリッジ・オブ・スパイ』の脚本や、『ファーゴ』『ノーカントリー』などの監督作を手掛けたコーエン兄弟。なお、審査員長を2人で務めるのは同映画祭史上初となる。また、今回明らかになった審査員には、ロッシ・デ・パルマ、ソフィー・マルソー、シエナ・ミラー、ロキア・トラオレ、ギレルモ・デル・トロ、ジェイク・ギレンホールらに加え、史上最年少審査員となる26歳のグザヴィエ・ドランが名を連ねている。最高賞にあたるパルムドールをはじめとするコンペティション部門の各賞が彼らによって決定され、5月24日の授賞式で発表される。
なお、日本からは「コンペディション部門」に是枝裕和監督の『海街diary』が出品されているほか、「ある視点部門」に黒沢清監督の『岸辺の旅』、「監督週間」に三池崇史監督の『極道大戦争』が正式招待されている。その他の上映作品については、オフィシャルサイトをチェックしよう。