映画『ブリッジ・オブ・スパイ』が、2016年に日本公開されることがわかった。
スティーヴン・スピルバーグが監督を務め、コーエン兄弟とマット・チャーマンが脚本を手掛けた同作。アメリカとソ連が対立を続けていた東西冷戦下の1960年に起こった実際の事件「U-2撃墜事件」の裏側を描いた作品で、CIAが極秘裏に遂行していた高高度偵察機「U-2」がソ連に撃墜され、パイロットが捕獲されてしまったことをきっかけに、弁護士のジェームズ・B・ドノバンが当時の大統領であるジョン・F・ケネディに極秘指令を受けてアメリカのスパイの救出に挑むというあらすじだ。
ごく普通の男でありながら、型破りな方法で遂行困難な任務に挑戦するドノバン役を演じるのはトム・ハンクス。スピルバーグ監督とハンクスがタッグを組むのは、2002年公開の『キャッチ・ミー・イフ・ユーキャン』以来、約13年ぶりとなる。