トップへ

リカルド、第5戦スペインで4基目のエンジンへ

2015年04月22日 08:20  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

2015年バーレーンGP ストップしたダニエル・リカルドのレッドブルRB11・ルノー
レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは、次のスペインGPで4基目のエンジンを使用する見込みであると、チームプリンシパルのクリスチャン・ホーナーが語った。

 リカルドはバーレーンGP決勝チェッカー目前にエンジントラブルに見舞われた。6位を守ることはできたリカルドだが、第5戦スペインで早くも4基目の内燃機関を使用せざるを得なくなった。

 今季F1ではパワーユニットの6つのエレメントを年間4つずつしか使用できず、5つ目以上を使用した際にはグリッドペナルティなどが科せられることが定められているが、今年のルノーのパワーユニットには多くのトラブルが発生している。

「(リカルドの)エンジンは(バーレーン決勝終了直後の)花火のイベントに参加したかったようだ」とホーナー。
「ラインの200メートル手前でエンジンが壊れた。勢いでラインを越えることができたのはラッキーだった」
「このエンジンはコーヒーテーブルに使われることになりそうだ。ダニエルにとっては4基中3基目だったのだが」
「彼はバルセロナで4基目のエンジンを使用する」

 現在、パワーユニットの年間使用基数を5基に増やそうという動きはあるものの、それが実現したとしてもリカルドがペナルティを回避するのは難しいかもしれない。

 バーレーンGPにおいてホーナーは、年間5基への変更にはすでに全チームが合意しており、ストラテジーグループとF1コミッションの承認を経て実現する見込みであると述べている。