ホンダF1プロジェクトの総責任者、新井康久氏は、次戦スペインGPで直線スピードの向上が果たせると考えている。
マクラーレン・ホンダは、バーレーンの予選でフェルナンド・アロンソが今季初のQ2進出を果たしたが、予選の最高速ではトップのウイリアムズ(フェリペ・マッサ)から9.3mph(約14.9km/h)も劣っていた。
MP4-30にとって、直線スピードの不足は主要な弱点のままだが、ホンダの新井氏は、スペインでは進展が見られると考えている。
「明らかに、直線でのエンジン・パフォーマンスが不足しています」と新井氏。
「まだ十分な最高速は出ていないませんが、スペインでは向上します」
「私たちは今週末に前進を果たしました。我々の相対ペースは良かったですし、前のレースに比べても良かったです」
3週間後のスペインGPは、アロンソのホームレースとなるが、彼はチームにとっても重要なレースであり、バルセロナとモナコで改善が明らかになると述べている。
「我々全員にとって大事なレースだ」とアロンソ。
「もちろん、スペインGPは僕のホームグランプリだし、モナコは特別だ」
「モナコはそれほどパワーが有効ではないので、そこでうまくやるためにも今は集中して団結しなければならない」
「良い結果を出せると思っているよ」