WRC世界ラリー選手権に参戦するロバート・クビカ(フォード・フィエスタRS WRC)は、4月23日~26日に開催される第4戦アルゼンチンへのエントリーを取り消したことを、自身のFacebook上で明らかにした。
今シーズン、クビカは自ら立ち上げたチーム“RKワールドラリーチーム”でWRCに参戦。各大会でSSトップタイムを記録するなど速さをみせているが、マシントラブルやクラッシュなどにより第3戦終了時点でノーポイントに終わっている。
クビカは、今回の決断に関して「とても難しい判断だったけど、必要なことだった」とコメントしている。
「ラリー・アルゼンティーナに参戦するために準備を整えていたし、マシンやチームスタッフは既にアルゼンチン入りしているんだ。それでも、エントリーを取り消す必要があったんだ」
「3大会を終えて6つのSSでトップタイムを記録しているけれど、シーズンを戦って行くためにはチームの体制を全体的に見直す必要がある。その作業に集中するためにエントリーを取り消したんだ」
「第5戦ポルトガルには参戦するつもりだ。今まで以上に強力なチーム体制で戻ってくるよ」