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マクラーレン「ホンダの向上で次戦は得点できる」

2015年04月21日 08:00  AUTOSPORT web

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F1バーレーンGPでは入賞にあとひとつと迫る11位フィニッシュを果たしたマクラーレン・ホンダ
マクラーレン・ホンダのエリック・ブーリエは、3週間後に行われるF1スペインGPで今季初ポイントを獲得できると考えている。

 先週末のバーレーンGPでは、フェルナンド・アロンソが予選で初のQ2進出を果たしたほか、決勝でも10位チェッカーのフェリペ・マッサに4秒以内となる11位でフィニッシュするなど、チームは待望のポイント獲得まであと一歩と迫った。

 彼らは、シーズン第二の開幕と言われる欧州ラウンド初戦のバルセロナに向けて、シャシーおよびエンジンに大幅なアップグレードの導入を計画している。

 チームのレーシングディレクター、ブーリエは、このアップグレードによってMP4-30のパフォーマンスをトップ10フィニッシュも可能なところまで高められると見積もっている。

「ほぼ実力で11位フィニッシュを果たしたので、バルセロナに向けてホンダが約束しているパフォーマンスの向上があれば、もはや周回遅れにされずにポイント獲得に挑めることに申し分はないだろう」とブーリエ。

「我々の予選ペースはまだ他からは離れているので依然として目標はQ2だ。しかしバーレーンでは11位でフィニッシュできているので、レースではポイント圏内で終わりたいと考えているよ」

 バーレーンでは、ジェンソン・バトンの駆るもう一台のMP4-30に電気系のトラブルが発生、バトンはレース欠場を余儀なくされた。
 ホンダF1プロジェクトの総責任者である新井康久氏は、レース後のコメントで、「この問題は必ず解決できると確信しています」と語っている。