4月26日からMBS、4月28日からTBSで放送される山田孝之主演の連続ドラマ『REPLAY&DESTROY』に井上和香がゲスト出演することがわかった。
2012年に井上と結婚した飯塚健が監督と脚本を手掛ける同作。2人の出会いのきっかけになったという映画『荒川アンダー ザ ブリッジ』以来の飯塚作品への出演となる井上は、撮影当時妊娠6か月だったという腹部の膨らみも役柄に反映し、妊婦の万引きGメン・葉月を演じている。井上が出演する第4話は、手塚とおるが演じる駄菓子ばかりを盗む万引き犯の竹中と、竹中の犯罪を見逃し続ける葉月の奇妙な関係を探るため、山田が演じる主人公・横山要が張り込みを行う、というあらすじだ。
同作のプロデューサーを務める株式会社松竹の斎藤寛之は井上の出演について、「図らずも子を持つ親の家庭でのトラブルに直面した、これから親になる彼女の葛藤。彼女にしか演じきれないリアル感、かなりやばかったです」と太鼓判を押している。
『REPLAY&DESTROY』は、2011年に「au LISMO Channel」で配信された携帯電話向けのドラマをもとにした作品。映画監督を目指す「日本一偉そうな」フリーター・横山と、林遣都が演じる偏差値70の秀才・真野真広、阿部進之介が演じる背筋力280キログラムの怪力を誇る新田広重の3人が、周囲で起こる出来事や悩んでいる他人に自ら関わり、「屁理屈と無駄話によって何かが変わる瞬間」に立ち会っていく様を描く。1話完結のストーリーになっており、これまでに多数のゲスト出演者が発表されている。
■井上和香のコメント
緊張感と楽しさのバランスが絶妙で素敵な飯塚組にまた呼んで頂けたことはとても嬉しく思います。
緊張が続くシーンで「本番」というスタッフさんの声に反応して、赤ちゃんがお腹の中で動いたんです。
まるで赤ちゃんも一緒に頑張ってるような気がしました。その作品の監督が主人。結婚後初めてというより家族3人での忘れられない作品になりました。
■飯塚健監督のコメント
こうしてコメントをさせて頂くこと自体恐縮ですが、「イメージの合う役があったのでオファーした」というごく自然な流れでした。個人的には、家族が増える前に、家族と仕事をさせて頂けたことをたいへんありがたく思っています。いつか子どもに見せたいなと。この時、君がおなかの中にいたのだよ、と。