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スーパーフォーミュラ:山本尚貴「しっかりと自分をコントロールしてポールポジションを獲れた」

2015年04月19日 02:50  AUTOSPORT web

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15年スーパーフォーミュラ第1戦鈴鹿 予選トップ3会見
全日本選手権スーパーフォーミュラ第1戦の公式予選でトップ3に入った山本尚貴(TEAM無限)、ナレイン・カーティケヤン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)の3人が、予選の戦いを振り返った。

●山本尚貴(TEAM 無限):予選ポールポジション
「ポールポジションを獲得することができて、素直にうれしいです。それと同時に、今回は隣にナレイン選手がいますけど、去年の開幕戦ではこうしてホンダのロゴを胸につけたドライバーはここにいなかったことを考えると、かなりホンダさんが頑張ってくれたなと思います

「ただ、クルマはエンジンだけ良ければ速さを発揮できるものではなく、車体の開発も含め、無限が一生懸命頑張ってきてくれたことをこうして形にすることができて、ドライバーとしてはひとつ仕事をすることができました。とても満足しています」

「今日は走り始めから、ウインターテストとはかなりコンディションが変わっていて、ドライビングの修正にけっこう苦労しました。テストの時のままの走り方をすると、とてもコース上にとどまれないくらいグリップも少なかったですし、非常に難しいコンディションでしたが、予選Q3までにしっかりとドライビングとクルマの両方を煮詰めることができました。最後は赤旗の中断もあったのですが、しっかりと自分をコントロールしてポールポジションを獲ることができたので、非常にいい1日でした」

●ナレイン・カーティケヤン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING):予選2番手
「まずは、ホンダが素晴らしいクルマを作ってくれたこと対して感謝したい。トヨタとホンダと両方のクルマを体験してるのはたぶん僕だけだと思うけど、ウインターテストからホンダのクルマは大きく進歩し、開発が進んできたと思う。今朝ニュースペックのエンジンで走ったんだけど、本当に素晴らしい結果だと思うよ」

「チームは、僕やチームメイトにもいいクルマを与えてくれた。少しずつセットアップを良くしていくことにチーム全体が集中しているし、明日は期待できると思うよ。(予選は)朝の状態と比較すると、温度も上がって、クルマの状態もどんどん良くなってきていた。特に僕にとって、Q2はニュータイヤを履いてのラップだったこともあって、とてもにいい結果が出せたんだ。Q3では赤旗が出て、ちょっと調子が狂ってしまったというのもあるんだけど、Q2ほどのグリップを得ることができなかった。特にファーストセクターでは苦労した。でも、2番手を獲得することができて、本当にうれしく思っている。今シーズンをとてもに楽しみにしているんだ」

●アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S):予選3番手
「今日は難しい一日になった。技術的な問題が少し出ていたんだけど、ホンダよりも1秒半遅いし、悔しいよ。それにも関わらず3番手を獲得することができたし、うれしくは思っているけど、ホンダと比較するとポテンシャルが足りず、まだまだかなと思っているんだ」

「昨年のクルマとまったくパフォーマンスが違っていて、2秒も速かった昨年と比べると、こうしてパワーダウンされたクルマはドライブしづらいし理解もしにくい。でも、明日のレースはとにかく一生懸命走って楽しみたいね」