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今季スーパーフォーミュラ開幕! 朝のフリー走行は山本尚貴が首位。一貴、可夢偉が僅差で続く

2015年04月18日 11:00  AUTOSPORT web

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朝のフリー走行でトップタイムをマークした山本尚貴(TEAM無限)
全日本選手権スーパーフォーミュラは18日、鈴鹿サーキットで第1戦のフリー走行が行われ、山本尚貴(TEAM無限)がトップタイムをマークした。

 ついに開幕を迎えた2015年シーズンのスーパーフォーミュラ。予選を前に午前9時5分から始まった1時間のフリー走行は、好天のもと終始ドライコンディションで展開した。

 序盤から各マシンがアウト~インを繰り返しながらセットアップを進めていったこのセッション。途中、ジェームス・ロシター(KONDO RACING)がスローダウンする場面もあるも自走でピットへ。また、終盤にはウイリアム・ブラー(KONDO RACING)がデグナーでコースアウトを喫するも、その他に大きなアクシデントなくセッションは推移。最後まで中断されることなく展開していった。

 今年からは、レースウィークに持ち込める新品タイヤが3セットへと減らされており、予選に向けてニュータイヤの温存も推測されるが、セッション残り10分を切ると各車ともチェッカーに向けて続々とコースイン。アタックを行っていく。

 そこで各セクターを好タイムで回ってトップタイムをマークしたのは、13年王者の山本。1分38秒745をマークして15年シーズン最初のセッションを首位で終えた。2番手には、序盤からタイム上位に名を連ねたディフェンディングチャンピオンの中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)が100分の4秒差で続いた。

 12年ぶりの国内シリーズ参戦とあって注目の集まる小林可夢偉(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)は、最後のアタックで1分38秒858の好タイムをマーク。一旦は首位に浮上したが、最終的には3番手でセッションを終えた。また、4番手には野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が続き、この4人が1分38秒台に入れる形に。トップ4にホンダ、トヨタがふたりずつ名を連ねる形となり、まだフリー走行ながら昨年以上に拮抗した勢力図が浮かび上がった。

 スーパーフォーミュラ開幕戦鈴鹿の予選は、ピットウォーク後の13時50分より開始となる。