そこで各セクターを好タイムで回ってトップタイムをマークしたのは、13年王者の山本。1分38秒745をマークして15年シーズン最初のセッションを首位で終えた。2番手には、序盤からタイム上位に名を連ねたディフェンディングチャンピオンの中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)が100分の4秒差で続いた。
12年ぶりの国内シリーズ参戦とあって注目の集まる小林可夢偉(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)は、最後のアタックで1分38秒858の好タイムをマーク。一旦は首位に浮上したが、最終的には3番手でセッションを終えた。また、4番手には野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が続き、この4人が1分38秒台に入れる形に。トップ4にホンダ、トヨタがふたりずつ名を連ねる形となり、まだフリー走行ながら昨年以上に拮抗した勢力図が浮かび上がった。