4月4日~5日に開催されたスーパーGT第1戦岡山で、3位表彰台を獲得し今季好スタートを切ったAudi Team Hitotsuyama。藤井誠暢/リチャード・ライアンという実力派のコンビに加え、今季チームは長距離レースでステファン・オルテリという強力な助っ人を招聘した。第2戦での実戦デビューを控えたオルテリに、スーパーGTへの思いを聞いた。
──スーパーGTにAudi Team Hitotsuyamaから参戦するということが決まった時はどんな印象でしたか? ステファン・オルテリ(以下SO):ワァオ! って感じだったね(笑)。アウディのワークスドライバー仲間の(アンドレ)ロッテラーや(ブノワ)トレルイエが大活躍したシリーズだし、そこで僕も走れるのか! と大興奮したよ。彼が活躍したGT500クラスではないけど、まさか僕にチャンスが訪れるとは思ってもみなかったから、嬉しくてしょうがないんだよ。僕がブランパン耐久シリーズで参戦しているベルギーのWレーシングチーム(WRT)がAudi Team Hitotsuyamaのテクニカルサポートを担当していて、いつものチームメイトたちも一緒だからまったく不安もないね。
──Audi Team Hitotsuyamaにはどんな印象を受けましたか? SO:彼らとは毎日一緒にいても飽きないくらいに楽しいね。みんなが明るくて、オープンだからラテン的な性格の僕との相性もバッチリだよ。今回はWRTとの縁があって、僕にも日本で走るチャンスを与えてくれたことにすごく感謝しているんだ。
──日本のファンに向けてひと言お願いします。
SO:第2戦富士、そして第5戦鈴鹿1000kmにAudi Team Hitotsuyamaの第3ドライバーとして参戦するステファン・オルテリだ。アウディR8 LMSウルトラと、僕たちAudi Team Hitotsuyamaに精一杯の声援をお願いするよ。クレイジーな日本のモータースポーツファンは最高さ!