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NU'ESTレン、青柳文子ら7人の恋愛群像劇、今泉力哉監督『知らない、ふたり』

2015年04月17日 11:50  CINRA.NET

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左からレン、青柳文子、木南晴夏、韓英恵、芹澤興人
映画『知らない、ふたり』が、2016年に東京・新宿武蔵野館ほか全国で順次公開される。

同作は、『サッドティー』『鬼灯さん家のアネキ』などの監督作や、山下敦弘と共同監督したドラマ『午前3時の無法地帯』といった作品で知られる今泉力哉監督の新作。靴職人見習いの韓国人の青年・レオンを主人公に、レオンが想いを寄せるソナ、レオンを慕う小風、ソナの靴を直しに店を訪れるサンス、ソナの恋人・ジウ、サンスとジウが通う日本語学校の教師で、ジウが密かに想いを寄せる加奈子、加奈子の恋人で、レオンが関係する事故によって車椅子生活となる荒川という7人の男女が織り成す恋愛群像劇だ。今泉監督による「想いの差」についての考察が描かれるという。

人との関わりを避けて生活している主人公・レオンを演じるのは、映画初主演を果たすレン(NU'EST)。さらに、レオンの同僚でレオンに片想いをする小風役を青柳文子、酔って公園でレオンに絡む女性・ソナ役を韓英恵、荒川役を芹澤興人、加奈子役を木南晴夏がそれぞれ演じる。

■今泉力哉監督のコメント
とても個性豊かで魅力的なキャストが集まりました。スタッフもベテランさんから勝手知ったる自主映画時代からの仲間まで、私がやりやすい布陣をプロデューサーが組んでくれました。これまでも、「好き」ということや「想い続ける」ということを疑って、恋愛映画をつくってきました。現実に存在する恋愛やそれにまつわる気持ちってそういうものだと思うんです。よりドラマチックではない、現実のような恋愛を描いていけたらと考えています。例えば、結婚している夫婦やカップルでも、50:50でお互いを想い合ってはいないと思う。その想いの差にずっと興味をもって映画をつくっています。そして本作では、好き勝手に脚本を書かせていただきました。自分でも完成が楽しみです。ぜひご覧ください。

■レン(NU'EST)のコメント
昔から映画出演を夢見ていたので、この様な機会を与えて頂き、胸がときめいて楽しみです。台本を読み、今まで自分が観てきた映画にはこんなにもユニークなストーリーはなかったのでとても新鮮です。その反面、自分の役柄をうまく演じられるか心配もありますので、今は過去の自分の経験と今回の役柄を比較して想像を膨らませてみたり毎日試行錯誤しています。初めての撮影なのでとても緊張しますが、アイドルとしてのレンではなく、自分自身を捨てレオンという役になりきりたいと思っています。ベストを尽くして視聴者の皆さんに笑顔と感動を与えたいと思っておりますので、足りない所もたくさんありますが、温かい応援よろしくお願いします。