4月8日にオープンした、日本の空の玄関口「成田空港 第3ターミナル」。
テレビのニュースなどでは新ターミナルを紹介する際、その建築費の安さとターミナルを利用するLCCの航空会社についての話題が多かったように思う。
しかしどうやら海外メディアやデザイン系サイトの反応は違ったようだ。
海外では新ターミナルの内装デザインに注目が集まっていると聞き、早速詳細をチェックしてみると…
そこには、陸上用トラックのような青と赤の流線コースが!
デザインを担当した「PARTY」によると、この線は本物のトラックをイメージして制作されたとのこと。空港に降り立った瞬間から2020年の東京オリンピックを思い起こさせてくれる。
建設費用が通常のおよそ半分という同ターミナルは、動く歩道も内照式のサイン看板も、お金がかかるため設置できず、その代わりに足の負担も軽く、利用者が歩くことを楽しめるように陸上用トラックを設置し、サイン表示とともにわかりやすく誘導することを思いついたのだそう。
確かに長旅で疲れている人にとって、このトラックはちょっとしたサプライズ!大人だってトラックの上ではしゃいでしまいそうだ。
また空港内のインテリアは世界的に人気の高い「無印良品」を起用している。
お金を掛けずにアイデアを絞る…まさにその成功例といえるグローバルデザインは必見!
ゴールデンウィークに、話題の新ターミナルから出国予定の方はぜひ楽しんできて。
PARTY
http://prty.jp/project.html?p=narita-international-airport-terminal-3
成田国際空港 第3ターミナル
http://www.narita-airport.jp/terminal3/jp/special/
・デザイン(まとめ)