野田洋次郎(RADWIMPS)の著書『ラリルレ論』が、5月16日に刊行される。
同書は、RADWIMPSの全楽曲の作詞作曲を手掛ける野田による初のエッセイ本。昨年に約22万人を動員した同バンドの全国ツアー『RADWIMPS GRAND PRIX 2014 実況生中継』の最中に野田が執筆した日記をもとにした内容で、野田の恋愛観や死生観、音楽や世界で起こっている様々な出来事についての考えなどが綴られている。また、6月6日から公開される映画『トイレのピエタ』への出演を決意するまでの胸中も明かされているという。
なお、同日には『トイレのピエタ』の監督と脚本を担当した松永大司による同作の原作小説も刊行される。
■野田洋次郎のコメント
期せずして今年30歳を迎える自分。今、自分が何者なのか。何に怯え、何を喜びに生きているか。また、周りを見渡した時に生じる疑問、違和感、不条理を一つ一つ残しておこうと思いました。そうやっておぼろげではありますが、世界と僕との距離、そして愛し合い方が分かってきたように思います。作詞とはまたまったく違う、脳内旅行体験をすることができました。