先日、ある新聞にて「キラキラネームに対する名称として、古くからある名前が “シワシワネーム” と呼ばれている」というコラムが掲載されたことを受け、ネット界で論争になっているようなんです。
【キーワードは「昔からあるシンプルな名前」】
そのコラムによると「シワシワネーム」とは、キラキラネームを嫌うあまり、あえて古さを狙った「◯◯子」や「◯◯男」など、シンプルで馴染み深い、昔からある名前のことをいうのだとか。
【不快感は否めない】
私は南野バンビなんて名乗っちゃってますけど、本名はがっつり「◯◯子」。もちろん記者が命名された頃にはキラキラネームという用語もなく、従って「キラキラネームを嫌うあまり、あえて古さを狙って」付けられたわけでもないので、ここでいう「シワシワネーム」のカテゴリーには当てはまらないのかもしれませんが、やっぱりいい気はしません。
ましてや、一生懸命考えて付けた自分の子供の名前が「シワシワネーム」だなんて言われたら、そして子供が友達に「シワシワネームじゃん」なんて言われたらと思うと……。 あっ、記者も想像しただけでメラメラしてきちゃいましたよ。
【ネットの声 「子って良い漢字なのに悲しい」】
ここで、ネットに寄せられた意見を見てみましょう。
「はぁ? 喧嘩売ってんのか」
「普通の名前は◯◯ネームっていう必要ないよね」
「皇族の女性に喧嘩売ってるのか?」
「子って良い漢字なのに悲しい」
「トメとかタツとかじゃないの?」
などなど、他にもたくさん。「シワシワネーム」というネーミングに否定的な意見が大多数を占めているようです。
確かに、昔からある名前を「シワシワ」の一言で片付けてしまうのは悲しい。別にキラキラネームに対抗したネーミングを付ける必要はないのでしょうが、あえて付けるなら「伝統ネーム」とか「シンプルネーム」なんていうネーミングにすれば、不快感を感じる人は少なかったのかもしれません。
参照元=togetter
画像=ぱくたそ
執筆=南野バンビ (c)Pouch