スーパーカーシリーズ第1戦エントリー発表。アジアの強豪チームも参戦

2014年から始まったFIA-GT3車両を中心とした新シリーズ『スーパーカーシリーズ(SCR)』は14日、今週末の4月18日～4月19日に開催される第1戦富士のエントリーリストを発表。昨年の開幕戦より5台増え、14台が参戦する。

　SCRは、ヨーロッパを中心に多数の車両が存在するFIA-GT3車両をメインに、GT4車両やワンメイクカップカー等が出場できるジェントルマンレースだ。

　FIA-GT3車両で争われるカテゴリーIには6台がエントリー。その中で注目のチームは、マカオGTカップなどアジアのレースに参戦する台湾のチームAAIだ。チームAAIは、BMW Z4 GT3を2台、マクラーレンMP4-12C GT3を2台の計4台でエントリーする。日本人ドライバーも起用されており、スーパーGTに参戦する吉本大樹がBMWを、S耐に参戦する阪口良平、谷川達也がマクラーレンをドライブする。

　また、昨年は佐々木孝太とNAORYUのコンビでカテゴリーⅡのチャンピオンを獲得したAGE♂AGE♂RACINGは、今季も2台体制で参戦。うち1台をフェラーリ458イタリアGT3に変えてカテゴリーⅠに挑むことになった。

　ワンメイクカップカーで競うカテゴリーⅡでは8台が参戦。フェラーリ4台とポルシェ2台に加え、今季はランボルギーニ2台がSCRに初登場。スーパーGTで活躍する吉田広樹や、Takamori博士、田中勝輝が参戦する。スーパーGTでペアを組んで戦っているTakamori博士、田中はSCRでもタッグを組み、レースに挑む。

　海外からのチームも参戦し、盛り上がりを見せつつあるSCR。開幕戦は非常に楽しみな1戦となるはずだ。