それにしても上西小百合という議員は、なぜこんなにも激しく世間、いや主に女性たちから嫌われているのだろうか。
確かに、彼女がやってしまったことは大きな問題である。「議員」を名乗るならご法度な行為である。あれではチンピラ口調の秘書とデキていると思われても、本当に具合が悪かったのかと疑われても仕方ないのである。自業自得。
4月12日に放送された「美女たちの日曜日」(テレビ朝日系)でも上西議員が取り上げられ、出演者らにメッタ斬りにされていた。皆、最初は「休んで次の日に旅行行ったらダメだよね」(秋野暢子)などと上西議員の行動を批判する。しかし女性の場合、かなりの確率で次に続く言葉は「あのメイクが」である。(文:みゆくらけん)
三船美佳「本当に反省してたらあのメイクにはならない」
そうなのだ。上西議員がこんなにも大きくバッシングされている理由のひとつには、彼女のあの独特なメイクによるものがある。垂れ目風に仕上げた太いアイラインに、上下たっぷりの盛り過ぎなマスカラ。男性は気付かないかもしれないが、女性はそれに必ず目を付ける。
芸能界からも上西議員のメイクに関し、こんな声が聞こえている。
「あんな上と下のまつ毛にマスカラベチョベチョにつけて」(デヴィ夫人)
「私が言うのもなんですけど私より濃い」(ハイヒールリンゴ)
「女性からいくとあの嘘ついてるお化粧が、あのアイメイクが、もの凄くカンに触る」(住田裕子弁護士)
「マスカラ年間10トンぐらい使っていそう」(中瀬ゆかり)
「美女たちの日曜日」でも「TPOをわきまえてない。謝罪をする時にはその姿勢をビジュアルから持っていかないと」(安藤和津)、「本当に反省してたらあのメイクにはならない」(三船美佳)、「エモーショナルな、とか言ってること自体がメイクに表れている」(IKKO)などと言われていたが、核心を突いたのは友近のこの一言だった。
「アレは『私から色気を感じてください』って言っているようなメイクなんですよ」
男性たちが気づかないのが余計に腹立たしい
要するに、媚びである。あのメイクから匂うのは、どうしたって「フェロモンかましてやろう」なのである。それが合コンとかデートという舞台でならOKだが、「議員としての仕事」や「謝罪会見」でやられたら、人としての底が見えてしまうのだ。
この人、議員の仕事も皆への謝罪も「ナメてる?」「この場面で色気必要か?」と思ってしまうわけである。また、それを男性たちが気づかないのが余計に腹立たしいのだ。
しかし、こんなにバッシングを受けてもまだ「無所属でがんばる」と議員を続けるその根性は凄い。あのメイクもやり続けるのか、ちょっとした見所である。
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