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佐々木希が初舞台、竹中直人×生瀬勝久による怪奇コメディー『ブロッケンの妖怪』

2015年04月14日 10:10  CINRA.NET

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左上から時計回りに竹中直人、生瀬勝久、大貫勇輔、高橋恵子、田口浩正、佐々木希
舞台『ブロッケンの妖怪』が、10月下旬から東京・日比谷のシアタークリエ、北千住のシアター1010ほかで上演される。

同作は、竹中直人と生瀬勝久のユニット「竹生企画」による第2弾作品。2011年に上演された『ヴィラ・グランデ 青山~返り討ちの日曜日~』に引き続き、作・演出をペンギンプルペイルパイルズ主宰の倉持裕が手掛ける。物語の舞台は、大きな洋館の建つ孤島。霧の濃い日に、洋館の影が霧に映って海の上にもうひとつの洋館が現れるという「ブロッケン現象」を取材するために島を訪れた絵本作家の打越と担当編集者の黒柳が、洋館で起こる不思議な出来事や島の人々の思惑に巻き込まれていく様を描いたホラーコメディーだ。

放浪癖があり、浮気性の打越役を竹中、黒柳役を生瀬が演じるほか、洋館に住む女性・虹子役に高橋恵子、虹子の娘・小真代役に同作で舞台初出演を果たす佐々木希、使用人の稲井役に大貫勇輔、館に出入りする船乗り・泊役に田口浩正がキャスティングされている。

同作の上演に際して竹中は、「再び生瀬さんと舞台を共にすることはもう今から怖いです。ますますパワーアップした生瀬さんが目を剥いて迫ってきそうで…何とか踏ん張って受け止めようと思っています。今回倉持さんの描く世界はホラーという事でホラーが大好きな僕は今からかなりテンションが上がっています!!佐々木希さんは昨年のドラマで共演させて頂き無限の可能性を感じました。きっとコメディセンスも持っている女優だと思うのでかなり期待しています。初舞台だからと恐れず思い切って演じて欲しいと思っています」と語っている。

生瀬は、「竹生企画は私からのラブコールで始まった企画ですので、また全力で先輩の胸をお借りして、素敵な舞台を創りたいと思っています。作・演出の倉持さんには全幅の信頼を寄せています。あとは作品を俳優がどのように具現化するのか、それにつきますので、気を引き締めて頑張ります。佐々木希さんの初舞台については、同じ俳優ですので偉そうなことは言えませんが、舞台を好きになって頂きたいです」とコメント。

また佐々木は初舞台について、「私が舞台に立つ日がくるなんて、夢にも思いませんでした。今からとてもとても緊張しております。お芝居もまだまだ未熟な私ですが、竹中さん、生瀬さんを始めとするキャストの皆様から沢山の事を吸収したいと思います」と意気込みを語っている。

なお同作は地方公演も予定。東京公演のチケットは、9月から販売されるという。